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トピックス

肥満外科治療

太り過ぎは命に関わる場合がある皆さんは太りすぎて自分が死ぬのではないかと思ったことはありますか?
食生活や社会構造の変化、遺伝的なものも加味すると世界には多くの肥満の患者様がいます。特に欧米では社会問題になっています。
この中で、肥満に加えて、肥満関連疾患である糖尿病、高血圧、高脂血症、睡眠時無呼吸発作、高尿酸血症、関節痛などは生命を脅かす疾患であり、近年こういった人たちに肥満の外科的治療がなされています。
この治療を受けた患者様の中には、小錦やマラドーナもおられます!!
日本では患者数が少なく、一人で悩んでいるあなたに肥満治療を紹介します。

肥満の外科的治療

ダイエットしても効果がない人に

ダイエットをしても一時的効果しかなく、肥満関連疾患のコントロールがつかない患者様には外科治療が最適です。
つまり、ここで言う治療とは、単に美容を目的にはしていません。日本の肥満人口は世界に比べると少数ですが、世界では肥満に関する学術誌や肥満専門の外科医(bariatric surgeonといいます)がいるほどです。
手術の適応は、欧米人とアジア人で若干異なります。

参考(アジア人の場合)

  1. BMIが > 37kg/m2もしくは、BMI > 32kg/m2で糖尿病か、あるいは、それ以外の肥満関連疾患を少なくとも2つ有していること。
  2. 食事療法、薬物療法などにより減量あるいは減量効果の維持ができなかった症例。
  3. 18歳以上65歳未満。

肥満手術のいろいろ

術式には以下の方法があります。

食事量を制限する方法

腹腔鏡下調節胃バンディング術(LAGB)

イメージ胃袋の上部をバンドで留めて、胃袋を小さくする手術です。胃袋を小さくすることによって、食事摂取量を減らして減量する方法です。

腹腔鏡下袖状胃切除術(LSG)

イメージ 胃を細長くして、食事摂取量を減らして減量する方法です。

摂食制限と栄養吸収阻害の両方を兼ね備えた方法

腹腔鏡下ルーワイ胃バイパス術(LRYGB)

イメージ 胃を20〜30ccの小さなパウチ(胃嚢)に分けて、小腸をつなぎます。小さなパウチを作ることによって、満腹感覚を与え食事摂取量を制限し吸収を悪くすることで、カロリーの取り入れを少なくし減量する方法です。手術前の肥満状況に合わせ、小腸の長さで栄養吸収を調節する場合もあります。

腹腔鏡下スリーブバイパス術(LSGB)

イメージ食事摂取量制限と栄養吸収制限のコンビネーションで行なう方法です。通常の胃バイパス術ではパウチ(胃)と小腸を吻合しまが、LSGBでは十二指腸と小腸を吻合します。胃バイパス術に比べて、胃の検査が術後にできることが利点です。

こういった手術は現在、切らない手術(腹腔鏡下手術、内視鏡外科手術などといいます)で施行されており、昔の開腹手術に比べて侵襲が小さく早期に社会復帰出来ます。

また、どの手術を選択するかは、患者様それぞれの肥満度、病態によって異なります。

第一東和会病院における肥満外科治療の取り組み

肥満を手術で解消

現在、日本では唯一、しかもおそらく年間最多の手術件数を誇る四谷メディカルキューブ(YMC)において、2名の医師および栄養士1名が研修を行ってきました。手術ばかりでなく、その患者様の術後管理や精神面でのケア、食事療法の重要性を学んできました。
さらにYMCでは、患者様同士の話し合いの場(サポートグループ)が存在し手術経験者の意見や術後の過ごし方などをお互いに話し合うことができます。
患者様は全国から来られています。
当院も病的肥満患者様の悩みや治療についての窓口を設置します。

ご相談のある方は地域連携室までメールにてご連絡ください。

メールにてのお問合せには、以下の項目を必ずご記入ください。

  • 年齢
  • 性別
  • 身長
  • 体重
  • BMI
  • 服用している薬
  • お住まいの地域(例:大阪府高槻市)

地域連携室行き Eメール

※肥満に関する治療は複雑なために、電話によるご相談には受付けておりませんのでご注意ください。