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トピックス

禁煙外来

禁煙したいと思っているあなた、その時があなたのベストタイミングです。

☆ 禁煙を考えているがやめる自信がない方

   ☆ 以前禁煙していたがまた吸い始めてしまった方

 禁煙できないのは意思が弱いからではありません、立派なニコチン依存症という病気なのです。
是非医師の力をかりて、禁煙を成功させましょう。

 

当院では健康保険による禁煙治療を行っております。
毎週土曜日の10時~12時(予約制)で行っております。

 

禁煙外来の概要

2006年に厚生労働省は、ニコチン依存症を病気と認定し、登録医療機関での禁煙治療にのみ保険給付を認めました。当院も登録医療機関となり2012年3月より禁煙外来を開始しております。喫煙をなかなか自力で止められないのは、タバコに含まれるニコチンが、麻薬にも劣らない強い依存性をもつためと考えられています。この依存については身体的依存及び心理的依存が存在すると考えられております。
そこで禁煙外来では身体的依存対してはニコチンパッチもしくはニコチンを含まない飲み薬にて介入し心理的依存に対しては行動療法の指導などを行い、楽に禁煙をできるよう手助けを行います。

禁煙を成功させるには

①経験豊富な医師と看護師による詳しいカウンセリング
②ニコチン依存症から楽に離脱出来るように薬物補助
③副作用が起こったときの適切な対処法を行うことができる禁煙外来での治療

が一番の近道です。

 

当院での禁煙外来の流れ

1.まずはあらかじめ診察の前に問診を行います。

現在治療中の病気の有無や既往症など一般的な問診を行います。ニコチン依存症を判定する質問に答え、喫煙本数、喫煙年数などのご質問を致します。

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2.次いで呼気中の一酸化炭素濃度の測定を行います。

喫煙により、早い時期に濃度が低くなるので禁煙の効果がはっきりわかります。

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3.治療の選択・説明をします。

診察を行いこれらの結果に基づき、患者様に適した補助薬物の選択、行動療法の指導を行います。

また喫煙のデメリット禁煙のメリットを説明し禁煙の重要性を理解して頂きます。

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4.診察のスケジュール:初診日を含めて5回の診察を行います。

内服薬を選択した場合は基本的に

初診日、2週間後、4週間後、8週間後、12週間後の5回となります。

・ニコチンパッチを選択した場合は基本的に

初診日、2週間後、4週間後、6週間後、8週間後の5回となります。

 

なかなか止められない場合もありますが12週間と長い期間がありますので、途中で断念しそうになったとしても、是非最後まで通院して頂き、禁煙出来るように手助けをしていきたいと考えております。

 

喫煙のデメリット

タバコの煙には60種類もの発癌性物質が含まれています。
ニコチンは麻薬と同じくらいの依存性があります。

・動脈硬化が原因で起こる心臓の病気(狭心症や心筋梗塞)
・脳卒中
・癌(喉頭癌や食道癌、肺癌、膀胱癌など)
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
・胃潰瘍
・不妊症

禁煙のメリット

禁煙を継続すると下記のような効果が期待できます。

身体面では
?咳や痰が少なくなり心肺機能も改善
?発癌リスクが減少します

生活面では
?タバコを吸う場所を探さなくて済む
?タバコを吸わない人に気を使わなくて済む
?食事がおいしくなる
?貯金が出来る
?肌がきれいになる

など様々な利点があります。

 

喫煙のデメリット、特に禁煙のメリットを認識し継続する事が重要です。
禁煙について少しでも興味が湧き、是非禁煙したいと考えられた場合は遠慮なくお越しください。
一緒に禁煙できるように頑張っていきましょう。

 

ニコチン依存のメカニズム

下記のメカニズムが考えられております。

タバコを吸うとニコチンが速やかに脳内に運ばれ、そこでニコチン受容体に結合します。この刺激でドパミンが放出されます。ドパミンが快感を生む作用をもっており、タバコを吸うと快感が得られると認識され依存が形成されます。
この身体的依存から離脱するために薬物療法があります。

 

 

薬物療法

ニコチン置換療法
これはニコチンを補充しドパミン分泌をある程度維持しながら、徐々にニコチン量を減量していき楽にニコチン依存から離脱する治療です。

保険診療では皮膚に貼るパッチ薬が適応となっております。一番のメリットとしては皮膚のかぶれなど副作用が少ない点です。

薬局で売られているニコチンガム(保険適応外)も、同様の働きでニコチン依存から離脱する治療です。

 

ニコチンを含まない飲み薬

チャンピックス一般名:バレニクリン)と言う薬です。 

これはニコチン受容体に結合することで働く薬です。

この薬はニコチン受容体に結合することで少量のドパミンが分泌されニコチン切れの症状を緩和します。最大の特徴は、この状態で喫煙しても、ニコチンがニコチン受容体に結合出来ず、喫煙してもいつもの快感が得られないためおいしい感じがせず、禁煙につながるのです。

 

どちらの薬物を選択するかは現在かかられている病気や既往症、生活環境などによって異なります。
治療途中でうまく禁煙出来なかったり、副作用で継続出来なかった場合は治療薬を変更したり、減量したり対応いたします。

 

行動療法

その人により喫煙をする状況があります。その状況を認識しタバコにとらわれない行動に置き換える治療を行う事を行動療法と言います。禁煙する各個人が自分の生活に合わせて選択するように相談します。
具体的には起床後すぐに喫煙する場合は起床後すぐに冷たい水を飲むようにするや、外に出て少し体を動かすなどいつもと違う行動をとる事により習慣的な行動を変えてみることです。
このように個人によって異なる喫煙の習慣をまずは把握し、習慣づいた喫煙と言う行為を別の有効な行為に変えていくことで心理的依存から離脱していきます。

 

禁煙治療薬(チャンピックス)について


これまでの禁煙治療は、喫煙に代わってニコチンを補充することでニコチン依存症から離脱する方法でしたが、チャンピックスは、日本で初めてのニコチンを含まない飲む禁煙治療薬です。
チャンピックスは脳にあるニコチン受容体へのニコチンの結合を妨げ、タバコによる満足感を減らします(拮抗作用)。さらに少量のドパミンを放出させ、タバコを吸いたいという気持ちを減らします(作動薬作用)。

        【禁煙治療薬(チャンピックス)の投与方法】

 

  

禁煙治療薬料金表 

 チャンピックスを使用した場合

内容

費用

自己負担額(3割負担)

初診料(1回)+再診料(4回)

7,620円

2,286円

ニコチン依存症管理料(計5回)

9,620円

2,886円

チャンピックス

37,660円

11,298円

院内処方料(計4回)

1,680円

504円

56,580円

16,974円


 

ニコチンパッチを使用した場合

内容

費用

自己負担額(3割負担)

初診料(1回)+再診料(4回)

7,620円

2,286円

ニコチン依存症管理料(計5回)

9,620円

2,886円

ニコチンパッチ

20,730円

6,219円

院内処方料(計4回)

1,680円

504円

39,650円

11,895円