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内視鏡外科センター

内視鏡外科手術 Q&A

内視鏡外科手術についての疑問にお答えします。
よくある質問をまとめました。詳しくは受付にてお尋ねください。

 

内視鏡外科手術では本当に手術あとが残らないのですか?

あとが残らないわけではありません。しかし、従来の手術のように大きく切開する手術ではなく、カラダに直径0.5~1cm程度の穴を数カ所あけて、そこから小型カメラや小さな鉗子類等の器具を挿入して行う手術です。開腹術のように縦に切らず、小さなキズも横切開を用いるので、手術あとはほとんどわからなくなります。

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内視鏡外科手術では、なぜ早期退院ができるのでしょうか? 痛みも心配です。

大きく切開しないために、腹壁の痛みの神経(肋間神経の分枝)を切らないので痛みも少なく、また組織の修復が早いので早期退院が可能なのです。

手術のためにカラダを切開することは、病気と関係ない部分にキズをつけることです。

例えば胆石の場合、カラダから取ってしまいたいものは胆嚢だけなのに、お腹の中にあるので腹壁を切開しなくてはなりません。切られる皮膚組織にしてみればいい迷惑です。かといって、切らずに胆石が取り出せるわけでもないので、それなら少し切って(穴をあけ)胆嚢を取り出そうというのが、内視鏡外科手術のやり方です。

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内視鏡外科手術は、どこの病院でも行っている手術ですか?

どこの病院でも行っているわけではなく、また行えるわけでもありません。この手術は、まったく新しいタイプの手術に属します。

光学機器類をはじめ超音波凝固切開装置などの最新の器具類を揃えていることはもとより、それらを間違いなく自由に使いこなし、不測の事態にも迅速に対応できる外科医の存在が重要です。

内視鏡外科手術を行っている病院では、この新しい手術方法に精通した高度な技術を持った内視鏡外科医が必要なのです。

そのため2005年より日本内視鏡外科学会では厳しい審査による技術認定医制度を導入しております。

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胆石は症状がないのなら、手術をせず経過を見たほうがよいと聞いたのですが。

そう考えておられる医師が多いのは事実です。それは開腹手術しかなかった時代を経験されてこられたからです。

胆石の開腹手術は術後に激しい痛みがあり、入院期間は10~21日位で、社会復帰するのに約1カ月を要します。また、開腹術には癒着がつきもので、防止法もありません。そのため、再手術が必要となる方もおられるのです。

それらをすべて解決したのが、内視鏡外科手術なのです。

この手術のことと、胆石の恐さを知っている医師は、きっと手術を勧められるでしょう。いつ暴れだすか分からない胆石は、早めの治療を勧めているのです。また、症状のない時の胆嚢は炎症がほとんどないので、手術も容易に行えますから、より安全といえます。

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新しい手術ということなのですが、やっぱりデメリットが気になります。

この手術の欠点はその難しさです。 モニタ越しでは立体感・遠近感が把握しずらく、映っていない臓器を傷つけても気付かない場合も考えられます。 そのため外科医にはこれまでの手術とは違う習熟した高い技術と豊富な経験が要求されます。

私達スタッフは、この内視鏡外科手術が日本に導入された1990年から全力で取り組み、わが国ではトップクラスの内視鏡外科センターと考えています。 これまでに大きな合併症を来したことはありませんでした。

日本内視鏡外科学会

  • 技術認定医:8名
  • 技術審査委員:1名
  • 評議員:4名
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かかりつけ医は近所の診療所なのですが、内視鏡外科手術は受けられますか?

第一東和会病院は地域の診療所と、地域連携室で結ばれています。直接当院の外来で受診されても構いませんが、その前に一度かかりつけの先生に、ご相談されてはいかがでしょうか。

外来で来られた場合、診察や検査を最初から行うことになります。すでに診療所で診察を受けておられている場合は、当院の地域連携室を通して紹介してもらわれることをお勧めいたします。余計な検査や重複する検査を省き、迅速な対応ができるからです。

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