〒569-0081 大阪府高槻市宮野町2-17 072-671-1008

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診療科・部門

リハビリテーション科

方針・理念・目的等

私たちリハビリテーション部門は、病院の理念に則り、「患者さまや家族の立場に立ち、身体的・精神的・社会的に最も適した生活が送れる」ように支援します。

  1.     急性期リハビリテーションの役割を担い、安全で質の高い患者さまの要望に応じたサービスを提供します。
  2.     他部門及び、地域の連携を図り、チーム医療を推進します。
  3.     専門職としての知識・技術を高めるために自己研鑽をします。

理学療法(PT)Physical Therapy

概要・特色

病気やけがで不自由になった身体に対して、運動療法や物理療法で改善を図ります。
一時的に失ってしまった、基本的な動作や日常生活で必要な活動(起き上がる、立つ、座る、歩く等)を改善するために訓練、指導を行います。
また、障害が残った際、社会生活を送る上で必要な福祉用具の選定や住宅改修・環境調整の助言、在宅ケアなども行います。近年では、生活習慣病の予防やコントロールなど、予防医学として活動することもあります。

理学療法スタッフ

当院では、入院、外来ともに担当制を用い、患者様個々のニーズに応じた理学療法を個別に提供しています。
入院の場合は超急性期から集中的なリハビリテーションが必要であるため、365日援助ができる体制を整えています。また、整形外科班、脳神経外科班、廃用症候群・呼吸器班、脊椎脊髄外科班を構成し、より専門的な理学療法が提供できる体制を整えています。また、開腹手術・腹腔鏡下手術を受けられる患者さまに対して術前より呼吸器リハビリテーションを実施し、術後の呼吸管理や日常生活動作訓練・指導を行っています。

また、継続したリハビリテーションが必要な場合には、第二東和会病院回復期病棟や他の回復期病院、訪問リハビリテーションの事業所に情報提供を行い、医療機関等へのスムーズな連携、または在宅復帰を支援しています。

作業療法

概要・特色

作業療法部門は現在、認定作業療法士1名、作業療法士6名の計7名で構成されています。
機能回復訓練を含めて、整容・トイレ・入浴などの日常生活動作訓練や、人生のQOL(生活の質)向上を目的に様々な道具や作業活動を用いた訓練を行います。
脳血管疾患等では患者さまの状態に応じてHCU病棟から介入を行い、早期離床を図ります。
さらに廃用症候群を予防して早期の在宅復帰、社会復帰のお手伝いをします。

運動器疾患では上肢、手指外傷後の「使いやすい手」の獲得を目指しハンドセラピィを行っています。
大腿骨頸部骨折では術前からアプローチをしています。術後は実生活に合わせた日常生活動作訓練(トイレ・入浴動作など)を家屋状況に合わせて実施します。
また、がんのリハビリテーションに対しての支援も行っております。
状態が安定し、継続したリハビリテーションが必要な場合には第二東和会病院回復期病棟やほかの回復期病院に情報提供を行いリハビリテーションの橋渡しをしています。さらに、介護保険サービス等の情報を提供し退院支援を行います。

音楽療法

音楽療法って何をするの?

音楽は古くから人間の生活と深く関わってきました。嬉しい時、悲しい時、大勢でも一人でも、様々な場面で私たちは音楽に勇気づけられ、励まされ、癒されています。
そのような音楽の力を用いて、心と身体のケアを行うこと、それが「音楽療法」です。

東和会の音楽療法部門では、脳梗塞・脳出血患者さまの機能回復や入院中の患者さまの精神安定、がん患者さまのターミナルケアなど、様々な疾患を対象として個々に応じた実践を行っています。歌う・聴く・奏でる・創る…など、アプローチは多岐に渡ります。

急性期病院では数少ない常勤の音楽療法士として2002年に導入され、現在1名(日本音楽療法学会認定)在籍、実績は現在までに600症例を数えます。また、専門職として質の向上にも努め、研究会や学術大会での発表などにも意欲的に取り組んでいます。

概要・特色

東和会での特徴的な役割…
リハビリとして機能回復に向けて取り組むと同時に、病気との闘いを続ける患者様に寄り添い、立ち向かう“こころ”を支えること。
また、家族の突然の入院に対する戸惑い・混乱や、長期入院で心身疲労が蓄積された介護者へのケアも含めて、音楽を用いることで空間や人間関係を整えながら入院生活を支える役割も担っています。
退院する患者さま・ご家族さまから、「音楽の力を目の当たりにしました。」
「入院中、音楽に救われました」という声をいただきます。

医療現場における音楽療法の必要性を実感してくださるお言葉を糧に、今後も“心と身体”両側面からのアプローチとして患者さまの入院生活をサポートしたいと考えます。

対外活動・実績

<学会発表>

・第2回日本音楽療法学会学術大会 (2003年3月 於:武庫川女子大学)
「遷延性意識障害患者に対するリハビリテーションへの音楽的介入
〜理学・作業療法との合同セッションの有効性について〜」

・第29回日本臨床心理研究所主催 音楽療法セミナー
(2004年7月 於:人材開発センター 富士研修所)
「音楽との“再会”がもたらしたもの
〜病院における頭部外傷後遺症Aとの関わりから〜」
・第11回日本音楽療法学会学術大会 (2011年9月 於:富山県民会館)
「呼吸器離脱における音楽療法介入
〜A氏の証言・鎮静OFFから覚醒に至る混沌の中で〜」

<対外活動>
・2002年 藍野医療福祉専門学校 介護福祉学科生対象
「音楽療法の概要と実践について」講師
介護労働安定センター大阪支部「レクリエーション体験学習」講師
・2003年 大阪医科大学LDセンター主催 夏の講座「音と遊ぼう」講師
・2005年 西宮市教職員組合主催 第55次西宮市教育研究集会
「音楽療法について」講師
佛教大学社会福祉学科福祉教育センター主催
文部科学省“特色のある大学教育支援プログラム”
「音楽療法初心者講座:楽器の選択と活用の実際・演奏活動」講師
・2006年 龍谷大学短期大学部 社会福祉学特殊講義(音楽療法) 非常勤講師
オープンキャンパス「ふれあい大学」音楽クラス担当
 〜2012年継続中

・2008年 大阪府立大冠高等学校3年選択授業
「音楽療法〜生きることのサポートとして〜」講師
〜2013年毎年開講
・2010年 高槻言語聴覚士会「音楽療法について」講師
・2011年 三島圏域リハビリテーション研究会講演
「音楽療法について」講師

言語聴覚療法

概要・特色

リハビリの内容は、大きく『コミュニケーション』と『食事』に分かれます。

『コミュニケーション』とは、話しことば以外に、表情やジェスチャーなどの表現方法を用いて心を通い合わせることです。
脳卒中や認知症など様々な原因によって、失語症(ことばが出てこない、理解できない)、構音障害(呂律が回らない)、音声障害(声が出ない、かすれる)、高次脳機能障害(記憶力や注意力が低下するなど)といった症状が表れ、コミュニケーションに支障をきたすことがあります。
このような患者さまに検査や訓練を行い、症状の改善を図るだけでなく、患者さまやご家族とともにその方に合ったコミュニケーション方法を検討したり、精神的なケアを行っています。

そして、「摂食・嚥下」の問題があります。これは『食事』に関する弊害です。脳卒中による後遺症や加齢により、十分に噛んだり飲み込むことが難しくなります。
食事や水分がうまく飲み込めず、肺の方へ流れ込んで起こる肺炎のことを誤嚥性肺炎といいます。近年の高齢化に伴い、患者数は増加傾向にあります。抵抗力や体力の低下した患者さまにとって肺炎は起こりやすく、重症化しやすい病気です。
当院では必要に応じて専門の機器を用いた検査(VE・VF検査)を行い、食事内容や姿勢・食べ方、栄養手段などを検討し、より安全に美味しく召し上がっていただけるよう努めています。

対外活動・実績

  • 高槻・島本嚥下栄養研究会(2011年10月 於:大阪医科大学附属看護専門学校)
    「誤嚥性肺炎”0”病棟を目指して」
  • 茨木市居宅サービス事業部会(2013年1月)
    「在宅での嚥下障害の見方と対応法」

2013年1月 日本言語聴覚士協会 摂食・嚥下障害領域 認定言語聴覚士(1名)

スタッフ紹介

名前(ふりがな) 高橋 紀代 (たかはし のりよ)
役職  
専門分野 リハビリテーション医学

学会専門医
認定医
資格

日本リハビリテーション医学会 認定臨床医
専門医
指導医